初めて海外に降り立ったときに感じた、
「この情報を手に入れて、あそこへ行って、あのチケットを買って、あれに乗っていざ目的地へ!」とかいうようなワクワク感は、若かりし頃夢中でドラクエをプレーしていたときのあの感じに似てる。
今やドラクエ5の魅力を県内トップクラスにうまく説明できるところまできました。思えば自分がそそのかしたせいでドラクエ5に課金した人が複数人いるし、もれなくドラクエ映画の感想を訊かれそうなので少し書きます。笑
※極力ネタバレはしないつもりですが、観る予定の方は観てから読んでもいいかもしれません。本作を観てないとなにもわからないと思いますが。
いや、軽くネタバレしそうです。
作品を観るに、制作側としてはかなりの覚悟を決めてきていることは明白で、おそらく多くの人がドラクエ映画に求めていたものとは大きくかけ離れた作品になっていたと思います。そのせいでドラクエ映画は賛否を巻き起こしまくってるわけですが、結果としてはとても受け入れられそうにない内容でした。
自分も「大衆が求めるであろうもの」とは逆の方向へ行って火だるまになったことが何度かあるので、この作品に対して多少は寛容に受け止められる方だとは思うけど、それでも。
ドラクエ5のような大作を目の前にしたとき、自分は100%ユーザでしかいられないのだということなのかもしれないです。
でも何もかもを否定するつもりは全くなくて、本作のような方針で行くのであれば別の描き方があったかなぁと思うくらいです。あと、時間が許せば主人公の幼少期を分厚くしたり、キラーパンサーとの再会を丁寧に描いて欲しかったな。
てかもはやドラクエというより、ど直球のヒューマンドラマじゃないか?この作品を観るまで、サブタイトルが「天空の花嫁」でないことをさほど気にかけず、家で横になってダラダラとポテチを食っていたのが恥ずかしい。
ドラクエの映画化は向こう15年はないでしょう。これは映画の評判ではなく、映画の内容を見て思うこと。
しかし過去のゲーム作品は永久に不滅なので、引き続き周囲の人達に課金を促していこうと思います。
さて、
そんなドラゴンクエストの序曲(あの有名な曲)を圧倒的なクオリティでアコギアンサンブルカバーしたのがこの私です。イヤホン推奨です。よろしくお願いします。
※本文中3箇所でウソをついてしまいました。