■クルミドコーヒー
過去に読んだ本の中で印象深いものをいくつか挙げるとしたらその中に「ゆっくり、いそげ」という本が入る。昨日、その著者の影山知明さんが2008年に開業した「クルミドコーヒー」に足を運んだ。行きの電車の中で、先ほどの本の続編にあたる「続・ゆっくり、いそげ」を読みながら。
クルミドコーヒーの土台となるコンセプトには、最近感じている自分の人生のモヤモヤをクリアにするヒントがあるような気がする。
クルミドコーヒーはすごく良いところだった。
西国分寺駅には初めて降りた。久しぶりに、長い時間イヤホンをせずに街を歩いた。気候が良くのどかで、ゆっくり歩くことを許されているような気分だった。
■PERFECT DAYS
久々に劇場で映画を観た。役所広司さん主演の日本・ドイツ合作映画。
余韻の残る良い映画だった。
モノや環境が充実し、幸福感を得にくい世界を生きているのだと自覚させられたように感じた。幸せのモノサシはひとそれぞれにあっていいし、誰にも奪われてはいけない。
20年後、30年後にまた観たい。