音階楽器ならなんちゃってレベルでは扱えたりするのですが、人前で演奏できるようなものはギターくらいで、そのギターでさえ10年くらいかかってようやくサマになったという感じなので、あまり器用な方ではないんだろうと思います。
ギターを始めるよりもっと前に、ピアノをやっていた頃があったんですが、上手くハマり込めずにやめてしまいました。今考えてみても鍵盤楽器は結構たいへんなので、ケンバニストとして活躍している方はもれなく尊敬してしまうんですが、自分がピアノにハマり込めなかった理由を少しだけ。
①歌謡曲とバイエルのギャップ
今の時代はどうだか分かりませんが、ピアノを習うとなると、一般的にはバイエルと呼ばれるピアノ教則本的なものに沿って練習をするんですね。
小さい頃から割と音楽が好きではあったんですが、あくまで歌謡曲が好きなのであって、クラシック音楽はあまり興味もなかったんですね。そのせいか、バイエルのクラシックの世界にあまり馴染めなかったというのがあります。
今ではピアノを習うと言ってもいろいろなアプローチができるのかも知れませんが。初めからJ-POPの弾き語りでもやっていたらもっと違っただろうなぁ。
②キーが変わると世界が変わる
鍵盤楽器とギターの大きく違うところなんですが、鍵盤楽器は演奏キーが変わると演奏の難易度が破滅的に変わるんですね。(この発言をしていること自体が素人感マンサイなのでしょうが)
イメージ的には、黒鍵が多く出てくるような曲だと鍵盤の景色が変わり演奏感覚が大きく変わるという感じ。
ギターにもそれと近い点が無くはないのですが、その問題を解消してくれる(演奏難易度を緩和してくれる)カポタストという割とメジャーなグッズがあります。
一歩上を目指す上では、この辺りはクリアしないとダメみたいですね。ここのところジャズギターの勉強をしておりますが、つくづくそう感じます。
以上、ピアノが続かなかった理由というテーマでお届けしました。