出遅れユースの日常レシピと隠し味2

音楽とスラムダンクとワイシャツと私。

第3回池袋みらい国際映画祭

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自主映画「夏を撮る」が、みらい賞、特別審査員賞、地域審査員賞の三冠を授賞。

 

柴口監督が「もはや田端悠のMV」というそれは、自分のソロ作品以上に自分が乗っかってると思う。そういう作品。

 

上映直後のアフタートークやその後の時間でも、ありがたいことに劇中の音楽についてたくさん尋ねられた。脚本の力が大きく、上映環境にもよるだろうけども、非常に嬉しいことだ。

 

ハタチの頃小さな音楽イベント出たとき「売れる曲を書きなさい。聴き手に合わせた曲を書きなさい。」というような感じでヤ◯ハの方に意見され、耳を貸さずに進んだ延長線上に今もいるから、なおさら。当時はあちこちでぺしゃんこにされた、それは劇中の中学生達とも重なって見える。思えばその頃背中を押してくれたのが柴口監督だ。

 

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「夏を撮る」には10代の自分と20代の自分が溶け込んでいる。時を経ても変わらないものを手に取ること、変わっていくものを受け止めていくこと、2つは相反するものではなく、ともにあるものだと、映画というフィルターを通して、自分自身にそう思わされた。

 

 

映画祭スタッフの方々、チーム夏を撮るの方々、柴口監督、皆に感謝します。

改めて作品を観て。月並みだけど、多くの人に届くといいと思った。

 

 

これを機にエンディングの曲をyoutubeにアップロードしてみました。10年以上前の曲なので、もうオモテに出すつもりもなかったのだけど、せっかくなので若かりし自分への恩返しも込めて。

 

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